銀行は何を審査しているのか

金融機関が見るのは第一に「貸したお金が返ってくるか」です。その判断には、事業の収支だけでなく、あなた個人の信用力・他の収入・担保・保証人が含まれます。つまり「あなたに貸せる」という判断であって、「この案件が優良」という認定とは限りません。事業性そのものを厳しく審査する金融機関もあれば、個人の信用に大きく寄る場合もあります。

借入は「リスクの質」を変える

自己資金の投資は、最悪でも投じた資金の範囲で損失が収まります。借入を伴うと、収入が想定を下回っても返済は続くため、他の資産や収入から補填する状況が起こり得ます。同じ案件でも、自己資金で持つ人と借入で持つ人ではリスクの質が違う——「融資がつくか」より「返済が慎重ケースでも回るか」が、あなたにとっての本題です。

金利と期間で収支は大きく動く

借入で買うなら、収支シミュレーションに金利・期間・返済額が入っているかを必ず確認してください。税引き前の手残りから返済したあとに何が残るか。売上8割の慎重ケースで返済が滞らないか。この2つの数字を見てから判断しても、遅くはありません。

「融資実績があります」の読み方

過去に融資がついた実績は、その金融機関がこの分野に前向きという情報ではあります。ただし条件(頭金の割合・金利・保証)はあなたの場合と同じとは限りません。「私の条件ではどうなりますか」を確認してからの判断で十分です。

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※本記事は一般的な情報提供であり、特定案件の推奨や投資助言ではありません。