何を買うのか

土地の上に設置された蓄電池設備一式(蓄電池本体・パワーコンディショナー・受変電設備など)と、それを運用してもらう契約の組み合わせです。設備は自分の所有物になり、土地は所有する場合と借りる場合があります。「箱を買って終わり」ではなく、運用契約とセットになってはじめて収益が生まれる点が特徴です。詳しくは「低圧蓄電所とは、結局何に投資するものですか?」をご覧ください。

どうやって収益が生まれるのか

蓄電池は発電しません。電気が安い時間に充電し、高い時間に放電して卸電力市場(JEPX)で売る価格差が収益の中心です。加えて、電力の安定に貢献する市場(需給調整市場・容量市場)からの収入が組み合わさる場合があります。どの市場でどう運用するかは、投資家自身ではなくアグリゲーターと呼ばれる事業者が担います。つまり収益は「市場価格」と「運用の腕」の両方に左右され、将来の金額は確定していません。仕組みの詳細は低圧蓄電所の収益モデル解説へ。

誰が関わるのか

販売会社(案件を組成して売る)、EPC(設計・調達・施工)、機器メーカー(蓄電池・保証)、アグリゲーター(市場での運用)、O&M(保守点検)。購入後に長く付き合うのは後半の3者です。買う前は販売会社しか見えないことが多いので、「購入後に誰と、どんな契約が続くのか」を確認することが大切です。

主なリスク

市場価格の変動(収益の前提が変わる)、機器の劣化・故障(容量保証の範囲)、運用者の撤退・変更、制度の変更などがあります。「絶対に大丈夫」な仕組みはありません。リスクの全体像は低圧蓄電所のリスクと注意点で整理しています。

検討はどう進めるか

急いで決める必要はありません。①仕組みを理解する ②販売資料の前提を確認する ③慎重な前提でも成り立つか自分で試算する(IRRシミュレーター) ④分からない点を質問する、の順で十分です。当サイトの無料相談は、買わないという結論も含めて整理をお手伝いします。

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※本記事は一般的な情報提供であり、特定案件の推奨や投資助言ではありません。