苫小牧蓄電所は、株式会社レノバの関連会社「アールツー蓄電所合同会社」が計画する系統用蓄電所で、北海道苫小牧市に立地予定です。出力90MW級の大型蓄電池プロジェクトで、2023年度長期脱炭素電源オークション(LTDC)の約定電源として落札され、2026年度建設開始・2028年度運転開始予定。2029年4月にLTDC制度の適用を開始します。

事業主体「アールツー蓄電所合同会社」の出資構成は、レノバ39.0%、脱炭素化支援機構(JICN)24.0%、SMFLみらいパートナーズ24.0%、栗林商会10.0%、マツイ3.0%。融資アレンジャーは三菱UFJ銀行で、白老蓄電所(50MW)・森町睦実蓄電所(75MW)と合わせた合計215MWの3案件で2025年2月28日にプロジェクトファイナンス組成完了。

北海道は再エネ大量導入下の出力制御リスク・需給調整需要が高い戦略エリアで、北本連系設備の運用容量制約下で蓄電池の戦略的価値が極めて大きい立地です。LTDC約定電源として20年契約による長期固定収入確保、容量市場・需給調整市場との複合収益源スタッキングを組合せた事業設計が特徴です。

※本案件情報は、各事業者の公式プレスリリース・IR資料等に基づき編集部が整備したものです。最新の進捗・諸元については、上記出典URLおよび各事業者の公式IR・プレスリリースをご参照ください。