後半5年に起きること
蓄電池は使うほど劣化し、蓄えられる量が減っていきます(減り方は機器と運用次第・メーカーの容量保証の範囲を確認)。メーカー保証や初期の契約条件が切れる時期もこの頃です。市場環境や制度も10年間そのままではありません。前半5年の想定をそのまま10年に伸ばした表は、楽観的すぎる可能性があります。
自分で作る10年表
縦に年、横に「売上(劣化を織り込む)/運用手数料/O&M・保険・税・通信/修繕・交換の引当/撤去費の積立」を置くだけの簡単な表で十分です。販売会社のシミュレーションと自作の表を並べ、差がある行について質問してください。「その行が資料にない」こと自体が発見です。
販売会社への質問
「6〜10年目の売上は何%の劣化を織り込んでいますか」「保証が切れた後の故障は誰の負担ですか」「10年目に売る場合と続ける場合、どんな選択肢がありますか」。この3問への答え方で、長期を考えている会社かどうかが分かります。
10年を一つの数字で見る道具
年ごとの凸凹を均して比較するための物差しがIRR(内部収益率)です。当サイトのIRRシミュレーターは10年・15年の期間設定で試算できます。
次に読む
- 「5年で投資回収」とは、どういう意味ですか?
- 低圧蓄電所に残存価値はあるのか(順次公開)
- IRRシミュレーター
※本記事は一般的な情報提供であり、特定案件の推奨や投資助言ではありません。