全固体電池は、現在のリチウムイオン電池が使う液体電解質を、固体電解質に置き換えた次世代電池です。理論上は液漏れ・発火リスクの大幅低減、エネルギー密度の向上、急速充放電対応など、多くの利点を持ちます。

主な研究方向:硫化物系(Li2S-P2S5系)、酸化物系(LATP系)、ポリマー系。各方式に長短があり、量産化のアプローチが分かれます。

2025年時点で車載用先行の実証段階にあり、トヨタ・日産・パナソニック等が技術開発を加速しています。系統用への本格展開は2030年代と見込まれ、現在の主流(LFP)からのシフトには時間が必要です。