低圧リソースとは、低圧(契約電力50kW未満・600V以下)で系統に連系する分散型のエネルギーリソースの総称。事業用の低圧蓄電池(低圧蓄電所)のほか、家庭用蓄電池、EV・充放電設備、給湯機などの需要側機器を含む文脈で用いられる制度用語である。

制度上の位置づけ: 需給調整市場では2026年度から低圧リソースの参入が可能になった。制度整理では、低圧の受電点計測は2026年度から全商品で市場参入可とされ、機器点で直接計測する機器個別計測も次世代スマートメーターの設置を前提に低圧は2026年度から導入と整理されている(OCCTO 需給調整市場検討小委員会)。

活用の形: 単体では小さい低圧リソースを、アグリゲーター(特定卸供給事業者)が多数束ねて一つの調整力として市場に供出する。バーチャルパワープラント(VPP)の構成要素であり、蓄電池は応動の速さから中核リソースと位置づけられる。

事業の視点: 低圧リソースを「持つ」事業(低圧蓄電所への投資・参入)と、「束ねる」事業(アグリゲーション)の2つの立場がある。前者の実務は当サイトの低圧蓄電所ガイドで体系的に解説している。

関連ページ: 低圧蓄電所 総合ガイド需給調整市場の低圧開放(解説)