NTTアノードエナジー、JERA Cross、NTTドコモは2026年9月29日、ドコモの通信ビルへのカーボンフリー電力供給に向けた「Hourly Matching」の実証実験を2026年10月1日に開始すると発表した。EnergyTag Standardに準拠し、系統用蓄電池を活用したHourly Matchingを行うのは国内初と3社は説明している(2026年9月時点の3社調べ。EnergyTagの公式公表資料、国内事業者のプレスリリース、業界報道を対象とした調査で、EnergyTag認定発行機関のプラットフォーム上で系統用蓄電池を対象に含めた国内の取り組みがないことを確認したとしている)。

対象はNTTアノードエナジーが所有または調達する西日本エリアの複数の太陽光発電所、1カ所の系統用蓄電所、同エリアの複数のドコモ通信ビル。昼間の太陽光の余剰を蓄電池に充電し発電の少ない時間帯に放電した場合に、1時間単位のカーボンフリー電力供給率がどれだけ上がるかを検証し、供給率と電気料金の関係も評価する。マッチング評価にはJERA Crossが提携するEnergyTag認定発行機関Granular Energy社のプラットフォームを使う。実証は実績データを用いたシミュレーションで、実際の電力供給契約の変更や環境価値の移転は伴わない。

3社は2024年12月〜2025年9月に、太陽光とバイオマス発電を用いた同種の実証を実施している(2026年2月12日公表)。

関連:NTTアノードエナジー プレスリリース(PR TIMES)/NTTドコモ プレスリリース(PR TIMES)