対象はFIT(固定価格買取制度)からFIP(フィード・イン・プレミアム)制度へ移行した太陽光発電所に併設した蓄電池。出力制御が行われる時間帯に発電した電気を充電し、供給量が少ない時間帯に放電することで、これまで活用できなかった電気を売電収入に変えるとともに、需給調整市場に調整力を供給する。卸電力市場と需給調整市場への入札を組み合わせた運用で、再エネの有効活用と発電事業の採算性確保を図るという。

太陽光併設型の蓄電池は、天候により変動する発電出力の影響を受けながら約定した調整力を確保し続ける必要があり、参入審査では一般送配電事業者の指令システムとの接続や応動性能が問われる。本件ではニシム電子工業九州電力100%子会社)のEMSが太陽光発電所および蓄電池を制御し、丸紅新電力アグリゲーターとして卸電力市場・需給調整市場への入札と運用を担う。ブルースカイエナジーが蓄電池の開発・施工管理、ブルースカイアセットマネジメントが太陽光発電設備および蓄電池のアセットマネジメントを担当する。

丸紅新電力は2024年10月より系統用蓄電池の運用を開始しており、系統用蓄電池の運用業務の受注は161MWに達しているという。

関連:PR TIMES(丸紅新電力)