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🇺🇸 米国 蓄電池市場概況
米国は世界最大の BESS 市場。2026年Q1に四半期過去最高の3.3GW/8.4GWh を導入 (前年同期比+32%、SEIA)。2025年成立の OBBBA (One Big Beautiful Bill Act) で蓄電池ITC (48E) は2033年着工分まで存続する一方、FEOC (懸念外国主体) 規制が2026年から本格適用され、中国製セル依存の供給網見直しが最大論点。テキサス・カリフォルニア・アリゾナが主力。
2025 累積導入
80 GWh
2030 予測
350 GWh
CAGR
約35%
主要プレイヤー数
8社
ハイライト
- 2026年Q1に過去最高3.3GW/8.4GWh導入 (前年比+32%、SEIA Q1 2026 Outlook)
- OBBBA (2025) で蓄電池ITCは2033年着工分まで存続、太陽光/風力の早期逓減と対照的
- FEOC/PFE規制が2026年適用、MACR 55% (2026) →2030年75%へ、中国製依存を段階排除
- テキサス・カリフォルニア・アリゾナが主力、ミシガン・ジョージアの新市場も拡大
- 累積見通しは2030年に600GWh超 (SEIA/Benchmark)
主要政策
- ITC 48E (蓄電池) — 2033年着工分まで30%+控除を存続 (OBBBA 2025で太陽光/風力より優遇温存)
- FEOC/PFE規制 — 2026年着工分はMACR (資材コスト比率) 55%以上が要件、中国系部材を制限 (財務省Notice 2026-15, 2026/2/12)
- FERC Order 841/2222 — 蓄電池・分散リソースの市場参加義務 (継続)
主要プレイヤー
- Tesla (Megapack、大型BESS最大手)
- Fluence (Siemens × AES、世界 No.1 級)
- Wärtsilä (フィンランド系、米国展開大)
- Powin (米国系、大型案件多)
- LG Energy Solution (韓国、米国工場展開)
- CATL (中国、FEOC規制で米国向け供給に制約)
- NextEra Energy (デベロッパー最大)
- AES Clean Energy
価格動向
FEOC規制で中国製セル調達が制限され、2026年は国産・非中国系セルへの切替が進む。ITC控除で実質コストは依然低位だが、サプライチェーン分断で価格に上昇圧力。
日本市場との比較
導入量は日本の約20倍、案件規模も平均5-10倍。FERC Order 841 で蓄電池の市場参入義務 → 日本の容量市場/需給調整市場議論の先行モデル。FEOC規制は日本企業 (GSユアサ等) ・非中国系セルにとって米国参入の追い風になり得る。
備考
世界最大の BESS 市場。カリフォルニア・テキサスが2大ハブ、ミシガン・ジョージア等の垂直統合電力会社圏も拡大。2026年の最大テーマは FEOC 対応の供給網再編。出典: SEIA Energy Storage Market Outlook Q1 2026 / 財務省・IRS Notice 2026-15 (FEOC) / EIA。(2026-06-30 半期更新)
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※ 編集部が IEA / BloombergNEF / SolarPower Europe / 各国政府発表 等の公開情報に基づき作成 (2026年上半期 時点)。 最新は各種一次情報を参照。