菊川西村蓄電所は、株式会社レノバの関連会社「アールワン蓄電所合同会社」が建設する系統用蓄電所で、静岡県菊川市西村地区に立地します。想定出力90MW・想定容量270MWhと、特定の契約に縛られない「市場販売型」蓄電所として国内最大規模で、2028年度の運転開始を予定しています。

事業ストラクチャーは、SBI新生銀行を単独アレンジャー兼貸付人とする約60億円のプロジェクトファイナンス(ノンリコース型)で、電力市場取引で得られる収入を返済原資とします。事業主体「アールワン蓄電所合同会社」の出資構成は、レノバ40%、NCSアールイーキャピタル30%、SMFLみらいパートナーズ30%。中部電力パワーグリッド管内の戦略立地で、レノバの中期経営計画2030(2030年までに900MW・持分700MW確保)の中核プロジェクトです。

市場参加戦略は容量市場・需給調整市場・JEPXスポット市場の組合せで、複数収益源スタッキングによる事業性確保を目指します。レノバの北海道3案件(苫小牧90MW・白老50MW・森町睦実75MW)に続く本州側拠点として、同社の蓄電所ポートフォリオを地理的に多様化する重要案件です。

※本案件情報は、各事業者の公式プレスリリース・IR資料等に基づき編集部が整備したものです。最新の進捗・諸元については、上記出典URLおよび各事業者の公式IR・プレスリリースをご参照ください。