紀の川蓄電所は、オリックス株式会社と関西電力株式会社が共同出資する事業会社「紀の川蓄電所合同会社」が運営する系統用蓄電所で、和歌山県紀の川市に立地します。リチウムイオン蓄電池コンテナ64台で構成され、定格出力48MW・容量113MWh。2024年12月1日から商業運転を開始した、稼働中の国内蓄電所として最大級の規模を誇ります。

事業体制として、関西電力グループのE-Flow合同会社が電力市場での取引・蓄電池運用を担当し、O&M(運営・維持管理)はオリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社が担います。本案件はオリックスが推進する蓄電所事業の運転開始第1号プロジェクトであり、関西電力との2022年7月発表の共同事業の最初の実装事例です。

充放電可能な電力量は一般家庭約1.3万世帯分の1日使用量に相当し、関西電力管内の電力需給安定化と再生可能エネルギーの普及拡大に貢献します。市場参加は容量市場・需給調整市場・卸電力市場(JEPX)の組合せで複数収益源スタッキング戦略をとり、運用ノウハウを業界全体に広く還元しています。

※本案件情報は、各事業者の公式プレスリリース・IR資料等に基づき編集部が整備したものです。最新の進捗・諸元については、上記出典URLおよび各事業者の公式IR・プレスリリースをご参照ください。