南阿蘇・筑後蓄電所は、関西電力株式会社が参画する系統用蓄電所で、熊本県南阿蘇村と福岡県筑後市の2カ所に立地します。E-Flow合同会社(関西電力100%子会社)が運用を担当し、2024年3月18日(南阿蘇村)・3月25日(筑後市)に発表されました。
関西電力グループは、2030年代初頭に系統用蓄電池の事業規模1GW(1,000MW)を目指す方針のもと、関西エリアを越えた全国展開を進めており、本2案件はその九州エリアでの代表的展開事例です。E-Flowは2023年4月設立の100%子会社で、VPP・系統用蓄電池運営・再エネアグリゲーションの3本柱の事業を展開し、2030年度に売上3,000億円を目指しています。
九州電力送配電管内の戦略立地で、関西電力の関西圏外への戦略的拡大として業界の地域横断展開モデルの代表例です。市場参加戦略は容量市場・需給調整市場・JEPXスポット市場の組合せが想定され、E-Flowの市場参加・運用最適化のノウハウを活かした効率運営が特徴です。
※本案件情報は、各事業者の公式プレスリリース・IR資料等に基づき編集部が整備したものです。最新の進捗・諸元については、上記出典URLおよび各事業者の公式IR・プレスリリースをご参照ください。
※本エントリは関西電力×E-Flowの2案件合算(阿蘇蓄電所50MW/175MWh・2029年6月商業運転予定/筑後蓄電所39MW/145MWh・2028年12月商業運転予定)。一次リリース2026年3月25日(20260325_1j/2j)。個別分割の要否は2026年9月判断予定。