メインオークションは容量市場の中核オークションで、実需給4年前に約90%の容量を確保する制度。電力広域的運営推進機関(OCCTO)が毎年実施し、4年先の需給予測に基づいて事業者から容量を調達します。

メインオークションの主要要素は、(1) 4年前実施で需給予測の不確実性を抱えながら大半を確保、(2) 既設・新設・蓄電池・揚水・需要側DRが応札可能、(3) 約定価格は供給入札の限界費用で決定、(4) 約定後は実需給時にリクワイアメント遵守が義務、(5) 経過措置電源には控除率適用です。

業界での位置づけは、新設蓄電所が建設期間(2〜3年)を考慮して新設応札可能で、年間収益軸の一つを4年前に確定できる重要市場機能。蓄電池の応札比率は本格運用以降継続的に拡大し、2025年度以降は新規BESS事業の標準的な収益源となっています。

留意点として、(1) 4年前予測の不確実性、(2) 約定後のリクワイアメント遵守責任、(3) 経過措置電源の段階的廃止、(4) 追加オークションとの2階建て構造、(5) 2026年度以降の同時市場連携への移行があり、事業者は中長期戦略でメインオークション応札タイミングを最適化します。