株式会社熊谷組はEPC事業の中で、系統用蓄電池プロジェクトの設計・調達・建設一括請負への注力を強めている。2024年度の長期脱炭素電源オークション(LTDC)の本格化、容量市場の拡大、特別高圧級系統用蓄電所の急増などを背景に、業界全体でEPC需要が高まっている。

業界の典型的な系統用蓄電所案件は、1MW/4MWh規模で初期投資2〜3億円、特別高圧級10MW以上では数十〜数百億円の案件規模となる。株式会社熊谷組は、こうした多様な規模の案件で経験を積み、EPC契約・FIDIC等の国際標準への対応、性能保証・瑕疵担保の交渉力、PCS・電池・系統側設備の最適選定等のノウハウを蓄積している。

蓄電池業界では、CATL EnerCTesla Megapack・Sungrow PowerTitan等の大型コンテナBESSの採用が標準化し、EPC事業者は機器選定・据付・コミッショニング・系統連系試験までの一貫工程をマネジメントする。株式会社熊谷組を含むEPC各社は、このバリューチェーンでの差別化を進めている。

※本記事は業界動向と公開情報を基に蓄電所ネット編集部が編集した速報です。詳細は当該事業者の公式発表をご参照ください。