主要マイルストーン達成
蓄電所ネット(運営:一般社団法人エネルギー情報センター)は、2026年5月8日付で Phase 3:九州電力送配電 879件追加 を完了し、以下のマイルストーンに到達しました。
- 対応事業者数:9社(北海道電力NW・東北電力NW・北陸電力送配電・中部電力PG・関西電力送配電・中国電力NW・四国電力送配電・九州電力送配電・沖縄電力)
- 収録変電所件数:約6,507件
- 関東を除く全国の主要送配電エリア完全カバー
- 緯度経度付き変電所:1,081件(中部電力PG 管内、業界初の地図ベース検索)
- 空容量プラス:約4,728件(72%)、N-1電制適用可:約536件(8%)
業界唯一の三本柱
蓄電所ネット は系統用蓄電池事業者向けに、次の三本柱で業界唯一の総合プラットフォームを提供しています。
1. 統合データベース(9社6,507件)
各送配電事業者が異なる形式(PDF/CSV/JSON/GeoJSON)で公開する変電所別 空き容量データを統一スキーマに変換・統合。エリア・電圧階級・空容量・N-1電制適用可否で横断検索可能。詳細は /grid をご覧ください。
2. 業界初の地図ベース検索(中部地方)
中部電力パワーグリッド管内 1,081箇所の変電所を、Leaflet × 国土地理院淡色タイル × 4色マーカー(空容量+&N-1可/空容量+/空容量0以下/データなし)で地図表示。マーカークラスタリングと個別ページへのワンクリック遷移により、連系候補の初期スクリーニングを直感的に。詳細は /grid/chubu/map をご覧ください。
3. 業界唯一の公開状況解説メディア
東京電力パワーグリッドが2026年2月から「系統の空き容量等に関する情報」をデータメンテナンスのため公開停止中(5月中再開予定)。蓄電所ネット は中立トーンで状況を整理し、代替アクセス方法(事前相談・電源接続案件一括検討プロセス・募集プロセス)と他8社の収録状況比較表を提供。詳細は /grid/tokyo をご覧ください。
エリア別 主要指標
- 関西(最大規模): 1,624件、産業集積度高く運用容量制約多い
- 中部: 1,107件、平均空容量29.8 MW(全エリア最高)、地図ベース検索対応
- 東北: 884件、風力連系候補多数
- 九州(NEW): 879件、31地区分割(離島含む)、ノンファーム接続適用多数
- 中国: 873件、沿岸部の重工業密集
- 北海道: 424件、空容量プラス比率83%(全エリア最高)
- 四国: 294件、平均空容量25.6 MW(中部に次ぐ)
- 北陸: 271件、N-1電制適用可率高い
- 沖縄: 151件、離島系統独自の特徴
今後の展開
蓄電所ネット は、以下の展開を順次進めます。
- 東京電力PG 公開再開対応:2026年5月中の公開再開を待って収録対応。GeoJSON 提供されていれば関東地方マップも実装。期待件数 1,500〜2,500件で全国10社制覇に到達見込み
- 緯度経度補完:中部以外の8エリアについて、各社地図情報や住所情報をもとに緯度経度補完を進め、全国マップへ拡張
- 解説コンテンツの強化:用語集(1,516語)、解説記事(128本、Phase 3 達成にあわせ更新済)、業界課題の解説
サービス活用方法
蓄電所ネット は系統用蓄電池の連系検討プロセスにおける初期スクリーニングを支援する無料Webサービスです。事業候補地の系統制約把握、エリア間の比較、N-1電制適用可否の確認等にご活用ください。詳細データの確認や正式な接続検討は、各送配電事業者への直接照会が必要です。
お問い合わせ
サービスに関するご意見・ご要望、業界動向の情報提供、メディア取材依頼などは、以下にお寄せください。
- 運営: 一般社団法人エネルギー情報センター(https://eic-jp.org/)
- お問い合わせ: https://eic-jp.org/contact
- サイト: https://bess-net.jp
2026年5月8日 蓄電所ネット編集部