◆ 新しい経営方針「Innovative Total Optimization(ITO)」を実践した製品・サービスなど計23件を表彰
◆ 高利益体質と成長投資の好循環を創出し、企業価値の持続的な向上を目指す
三菱重工業は、新たな経営方針「Innovative Total Optimization(以下、ITO)」を実践した好事例を含め、優れた成果を上げた23件の取り組みを社長表彰として顕彰しました。
当社は、新たな経営方針ITOを2025年5月に掲げました。ITOは、当社グループが持つポテンシャルを最大限に解き放ち、全体最適と領域拡大を通じて継続的な成長を実現するための経営の方法論です。当社は、ITOを実践することで、高利益体質への変革と成長投資への再配分という好循環の実現を目指しています。
今回の社長表彰では、こうしたITOの実践によって生み出された優れた取り組みや、社会課題の解決につながる製品・サービスの開発・実用化、さらには生産性向上や業務プロセス革新に関する取り組みなど、当社グループのあらゆる分野における優れた成果を顕彰しました。その中から15件を以下の通り紹介します。
当社グループは本社長表彰を通じて、社員一人ひとりの、経営方針に基づく新たな価値創造への意欲を高め、「基盤技術と最先端の知⾒を組み合わせ、変化する社会・顧客ニーズに応える」という当社ミッションの達成と、企業価値の持続的な向上に取り組んでいきます。
世界初、大型GTCCプラントにおける水素50%混焼運転の実証
〔三菱重工業株式会社 エナジードメイン〕
米国「マクドノフ・アトキンソン発電所」の大型M501GAC形GTCC(ガスタービン・コンバインドサイクル)発電設備(ガスタービン出力28万3,000kW)において、このクラスの商用機で世界初となる水素50%混焼を実証した。既設の天然ガス焚きガスタービンから水素混焼への改造設計および実機検証をジョージア・パワー社から2024年に受注。燃焼器の換装、水素供給システムの追設などを行い、三菱重工グループの米国現地法人である三菱パワーアメリカと共に2025年6月に実証試験を完遂した。燃焼技術だけでなく、水素系統・運用・制御を含む総合的な技術力によって、世界最大規模の水素混焼を実現し、実用的な脱炭素ソリューションの推進に貢献した。
マクドノフ・アトキンソン発電所(写真提