株式会社RYODEN(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:富澤克行、以下、「RYODEN」)と、日本エネルギー総合システム株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役:黒淵誠二、以下、「JPN」)は、共同で申請した「倉吉蓄電所(仮称)における系統用蓄電システム導入事業」(以下、「本事業」)が、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(以下、「SII」)の「令和7年度 系統用蓄電池・水電解装置 導入支援事業」に採択されましたのでお知らせします。
両社は今後、本事業の運営主体となる「合同会社倉吉蓄電所(予定)」を通じ、2027年5月に蓄電所の運用開始を目指してまいります。
レドックスフロー電池システム(1999kW)設置イメージ
1.本事業の背景
RYODENは、脱炭素化に向けたエネルギーの最適化を、次世代の成長を担う将来のコアビジネスと捉えています。2024年に社内横断組織「ネットゼロ・ネクストプロジェクト」を始動し、再生可能エネルギー価値最大化と最適化ソリューションの構築に注力してまいりました。さらに2025年にはマテリアリティ(重要課題)として「地球環境との共生」を設定いたしました。本事業は、こうした取り組みをさらに加速させ、脱炭素社会の実現という課題解決を具現化するための極めて重要な一歩です。当社は、本事業を通じて脱炭素社会の実現に貢献し、持続可能な未来への責任を果たしてまいります。
一方、JPNは再生可能エネルギーの企画・開発・施工・保守において豊富な実績を有しています。本事業では、RYODENが持つ高度な事業推進力と、JPNが持つ現場開発・運用ノウハウを融合させることで、次世代エネルギーインフラのモデルケースを構築します。
2.「レドックスフロー電池」による「30年運用」の実現
本事業では、鳥取県倉吉市に住友電気工業株式会社製の「レドックスフロー電池」を導入します。「レドックスフロー電池」は、現在主流のリチウムイオン電池と比較して以下の優位性があり、持続可能な事業運営を可能にします。
- 30年の長期安定運用:電解液の循環により充放電を行うため、充放電原理上、電池本体の劣化が極めて少なく、最長30年間の長期運用が可能となります。
- 高い安全性と環境性:不燃性の電解液を使用しており、発火リスクが極めて低く、また電解液は半永久的に再利用が可能であるため、環境負荷を最小限に抑えられます。