世界有数のエネルギー貯蔵製品・ソリューションプロバイダーであるトリナ・ストレージは、今年2月のPV EXPOにて発表された住宅用「寒冷地次世代住宅用電池システム」が10月31日、一般財団法人電気安全環境研究所(JET)のJIS C 4441プロパゲーション試験認証を取得しました。トリナ・ストレージが本認証を取得するのは今回が初めてであり、海外メーカーとしても初の快挙となります。これによりトリナ・ソーラー製品の高い信頼性が改めて証明されました。

授賞式写真

左:一般社団法人 電気安全環境研究所 ビジネス推進部 部長 児玉正近

右:トリナ・エナジー・ストレージ・ジャパン株式会社 取締役部長  劉 佳

 実施された認証試験は、特に材料や構造物が火や熱に対してどれだけ耐えられるか、または火がどれだけ広がりにくいかを示す「耐プロパゲーション(類焼)性能」を検証するものです。

 今回の認証試験はトリナ・ストレージの中国江蘇省にある実験室にて実施されました。試験では、「寒冷地次世代住宅用電池システム」内部の単電池に対して強制的に熱暴走※を引き起こし、その単電池が発火に至った場合であっても、蓄電システムケース外に火が露出しないこと、また、蓄電システムケースの開裂がないことを確認しました。

 実際の試験では、強制的に熱暴走を引き起こした単電池に発火は確認されず、また、蓄電システム内部の全ての単電池においても発火は確認されませんでした。類焼試験中の観察結果では、蓄電システム内部の最高温度が8時間後には室温+10℃までにとどまり、室温とほぼ同じくらいまで低く抑えられたことが確認されています。これにより本製品の材料や構造物の熱に対する耐久性、また、建物への火災リスクを最小限に抑える安全性が実証されました。

※単電池内部で発生した熱が制御できなくなり、急激に温度が上昇する現象。これにより、電池内部の化学反応が加速し、最終的には発火を引き起こすことがあります。

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