世界BESS(バッテリーエネルギーストレージシステム)市場の歴史的軌跡を整理する特集。2010年代の黎明期から2020年代の構造的成長期への発展軌道を業界の重要振り返りとして整理。

主要マイルストーン:(1)2010年代前半:リチウムイオン電池の急速なコスト低下開始、(2)2017年:豪州ホーンズデールBESS(テスラ100日建設、世界初の大規模商用BESS)、(3)2018-2019年:韓国30件連続火災(業界の安全議論の起点)、(4)2020年代前半:米国カリフォルニア・テキサスでのBESS主力電源化、(5)2022年:日本初の大型BESS(テスラ千歳)、(6)2023-2024年:中国国内BESS市場の爆発的拡大、(7)2024年:Northvolt破綻(欧州産業再編期)、(8)2025年:CATL香港IPO・200GWh受注。

世界BESS市場の累積導入量は、2024年末で約140-180GW(約400-500GWh)と推定。2030年までに600GW超(約2,000GWh)の累積導入見通しで、CAGR 20.9%の高成長予測(BloombergNEF・Wood Mackenzie等)。日米欧中印豪韓の主要国がそれぞれ大規模整備を進める構造的成長期に入っている。日本BESS市場の急成長は、世界市場の主要構成国の一つとして、グローバル動向と連動しながら独自の制度的優位性を活かす形で発展する重要動向。

※本ニュースは公開報道に基づき編集部が整備した速報です。詳細は出典URL・関連事業者の公式発表をご参照ください。