日本BESS(バッテリーエネルギーストレージシステム)サプライチェーンでは、リチウム・コバルト・ニッケルの安定確保が業界の重要課題。商社・電池メーカー・政府の連携で資源確保戦略を強化する重要な業界動向。

主要原材料の供給リスク:(1)リチウム(豪州・チリ・中国が主要供給国、中国精製シェアが高い)、(2)コバルト(コンゴ民主共和国が約7割、中国精製シェアが極めて高い)、(3)ニッケル(インドネシア・フィリピンが主要、中国精製シェアが高い)、(4)グラファイト(中国シェアが圧倒的)、(5)マンガン(南アフリカ・豪州・ガボン等)。これら資源の中国依存への対抗が、日本のBESS産業政策の重要要素。

日本の対応戦略:(1)JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)による海外資源権益確保、(2)伊藤忠商事・三菱商事・三井物産・住友商事・丸紅等の総合商社による上流投資、(3)JX金属・住友金属鉱山等によるリサイクル強化、(4)LFP電池への移行(コバルト・ニッケル不要)、(5)NaS電池・RF電池等の独自技術の活用、(6)EU・米国・豪州等との戦略的連携。サプライチェーンの安定確保は、日本BESS産業の中長期競争力維持に不可欠な戦略要素として、業界全体の重要動向。

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