ナトリウム硫黄(NaS)電池は日本ガイシ(NGK)が世界唯一の量産メーカーとして、長寿命・大容量で海外大型案件にも採用される日本独自技術。経済産業省の電池産業戦略でも重点技術として位置付けられる重要動向。

NaS電池の主要特性:(1)1MWh級の大型ユニット、(2)極めて長いサイクル寿命(4500回以上、設計寿命15-20年)、(3)高温動作(300℃前後)が必要だが、(4)エネルギー密度が高い(リチウムイオン比同等以上)、(5)大規模長時間蓄電(6-8時間)に最適、(6)発火しにくい安全設計、(7)再エネ併設や系統安定化に適する。

世界市場での実績:(1)海外複数案件(米国・欧州・アラブ首長国連邦・南アフリカ等)での採用、(2)世界最大規模クラスの大型蓄電所への供給実績、(3)国内では九州電力・JR・自治体等での採用。日本ガイシは1980年代からNaS電池を開発・量産してきた老舗で、世界唯一の量産技術を保有。リチウムイオン電池の中国メーカー席捲(CATL・BYD等)の中で、NaS電池は日本独自技術の代表的存在。RF電池(住友電工)と並ぶ、日本の電池産業戦略の重要競争優位として、業界の中長期戦略における意義は大きい。

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