BESS(バッテリーエネルギーストレージシステム)グリッドフォーミング技術は、系統形成への新たな役割を担う重要な技術領域。再エネ100%時代の系統運用の基盤技術として業界の注目を集める動向。

グリッドフォーミング vs グリッドフォロイング:従来のBESS(およびインバータ電源)は『グリッドフォロイング』モードで、既存の系統電圧・周波数に追従して動作。一方、グリッドフォーミングは自ら系統電圧・周波数を形成する能力を持ち、系統慣性の代替・ブラックスタート・小規模独立系統の形成などが可能。

応用領域:(1)離島系統での主力電源化(沖縄宮古島等)、(2)マイクログリッドの中核(プロメテックスHD等)、(3)系統障害時のレジリエンス強化、(4)再エネ電源の大量導入時の系統安定化、(5)BCP対応の自律電源、(6)将来の再エネ100%系統での主役。グリッドフォーミング機能を持つBESSは、シーメンス・Hitachi Energy・ABB等の海外大手とパワーエックス等の国内メーカーで開発が進む。日本の離島系統・マイクログリッド・将来の再エネ高比率系統への対応として、グリッドフォーミング技術の本格採用が業界の中長期発展軌道を支える重要動向。

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