ヤマタケエンジニアリングは揚水発電と蓄電池の組み合わせモデルを提唱している。日本の伝統的エネルギー貯蔵技術である揚水発電と次世代技術である蓄電池の統合運用が、業界の重要な関心事として浮上している。

揚水発電は、夜間の余剰電力で水を上池に汲み上げ、昼間のピーク需要時に下池に放流して発電する『大規模エネルギー貯蔵技術』。日本国内では電力会社が運営する揚水発電所が多数稼働しており、容量は数GW〜数十GW規模に達する。蓄電池と組み合わせることで、(1)応答時間の早さは蓄電池が担当、(2)大容量・長時間貯蔵は揚水発電が担当、という補完関係を構築できる。

揚水発電×蓄電池の組み合わせは、(1)既存揚水発電所の活用拡大、(2)蓄電池の経済合理性向上、(3)系統全体のレジリエンス強化、(4)再エネ大量導入時代の安定供給、などの多面的な意義を持つ。経済産業省の電力システム改革議論でも注目されており、日本独自の電力システム最適化モデルとして業界の中長期的な発展テーマ。

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