蓄電池の国際標準化はIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)・ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)で規格整備が加速している。日本も主要参画国として国際基準の策定に貢献する重要な動向。
BESS関連の国際標準には、(1)蓄電池本体の安全性・性能要件(IEC 62619等)、(2)系統連系時の電力品質(IEC 61727・IEEE 1547等)、(3)火災・熱暴走の試験方法(IEC 62933・UL 9540A等)、(4)サイバーセキュリティ要件、(5)EMS・通信プロトコル仕様、(6)リサイクル・環境配慮設計などがある。
国際標準への準拠は、(1)グローバル市場での製品流通の前提、(2)安全性・信頼性の客観的証明、(3)各国規制への対応簡素化、(4)技術競争の公正性確保などの意義。日本のメーカー(GSユアサ・東芝・パナソニック・パワーエックス等)と業界団体(日本電池工業会・日本電気工業会等)は、IEC・ISOの委員会に参画し、日本独自技術(NaS電池・SCiB等)の評価ルール整備や、安全要件の適切な設定に貢献している。グローバル市場での日本企業の競争力維持には、国際標準化への積極関与が不可欠な要素となる。
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