中国国内BESS市場は政府主導で世界最大級規模に急成長している。CATL→Beijing Hyperstrong 200GWh受注など大型案件が続発し、グローバル蓄電池産業の重心移行が加速する重要動向。

中国は2020年代に入り、再エネ大量導入と電力市場改革を加速。風力・太陽光発電の世界トップ規模の導入と相まって、系統用蓄電池の需要が爆発的に拡大している。中央政府の政策支援、地方政府の補助金、電力会社の積極投資、CATL・BYD・寧徳時代・億緯リチウムなど世界トップクラスメーカーの母国市場としての強さなど、複合的要因が業界を支える。

200GWh規模の単一受注(CATL→Beijing Hyperstrong)は、日本の系統用蓄電池累積導入量(2024年末で約2GW)の100倍に匹敵する莫大な規模。中国国内市場の規模感は他国を圧倒しており、世界蓄電池供給チェーンの中心としての地位を強化している。一方で、過剰生産・価格下落・収益性悪化などの課題も顕在化。日本BESS事業者にとっては、中国製品の調達コスト優位性と市場波及効果(価格低下)を享受する機会となる一方、地政学リスクと依存度管理の戦略バランスが引き続き重要課題。

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