英国容量市場で蓄電池が主力電源として確立している。同市場では系統用蓄電池が容量供給力の主要構成要素として機能し、長期固定収益の確保と系統安定化への貢献を両立している。日本の容量市場(2024年運用開始)の参考事例として、業界の重要な参考情報源となっている。
英国容量市場(Capacity Market)は2014年運用開始の制度で、4年先・1年先の電力供給力を確保するためのオークション形式の市場。系統用蓄電池は、(1)応答時間が短い、(2)放電持続時間を柔軟に設計可能、(3)モジュラー拡張可能、などの特徴を持つため、容量市場での評価が高い。蓄電池の容量市場での落札事例は欧州各国でも増加傾向。
日本の容量市場は2024年運用開始の比較的新しい制度で、長期脱炭素電源オークション(20年固定価格)と並ぶ蓄電池事業の主要収益源として位置付けられている。英国の運用ノウハウから学ぶべきポイントは、(1)蓄電池の評価ルール(実効容量計算)、(2)応札戦略の最適化、(3)複数市場(容量・JEPX・需給調整)の組み合わせ運用、(4)長期固定収益と短期変動収益のバランスなど。日本市場の制度設計改善と運用最適化に重要な参考。
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