EU Clean Tech戦略により、欧州蓄電池産業の中国対抗策が本格化している。Northvolt破綻(2024年11月)後の再編期に、Saft(仏トタル傘下)等の既存欧州メーカーへの政策支援が強化される重要動向。

EU Clean Techは、欧州委員会が打ち出した『戦略的脱炭素技術の自国生産能力確保』政策パッケージ。蓄電池・太陽光・風力・水素・電解装置などの製造能力を欧州域内に確保することで、(1)中国メーカー依存リスクの軽減、(2)エネルギー安全保障の確保、(3)雇用創出と産業競争力強化、(4)EU GreenDeal目標達成の基盤整備、を狙う。

EU Clean TechはEUバッテリーパスポート規制(2027年施行)と並んで、欧州蓄電池産業の構造改革を促す重要政策。日本のBESS産業政策(経済産業省の電池産業戦略)も同様の方向性を持ち、(1)国内製造能力強化、(2)中国依存度の管理、(3)NaS・RF電池等の独自技術への投資、などが進められている。日本・欧州の連携可能性も注目され、東芝×Saftの日仏連合のような事例が今後拡大する見通し。

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