独Next Kraftwerkeは欧州最大規模のVPP(仮想発電所)事業を運営している。約10,000拠点の分散型エネルギーリソース(再エネ電源・蓄電池・需要応答等)を統合制御する規模感が、業界の重要参考事例として注目される。

Next Kraftwerkeは2009年設立のケルン拠点の独立系VPP事業者。Shell(旧Shell Group)が買収し、現在はShellグループの再エネ事業の中核を担う。同社のVPPプラットフォーム『Next Pool』は、複数の再エネ電源・蓄電池・産業用機器を統合的に最適化する。

10,000拠点規模のVPPは、日本のShizen Connect・エナリス・NextDriveなどのアグリゲーターの目指す事業規模の参考事例。欧州16カ国以上で6GW超のリソースを管理するEnergy Pool(仏)と並んで、欧州VPP市場の二大プレイヤーの一角。日本の2026年4月需給調整市場低圧開放は、家庭用蓄電池・EV・ヒートポンプなど低圧リソースの統合運用ニーズを大幅に拡大する。Next Kraftwerkeのような欧州先進事例から学ぶ要素は多く、日本のVPP事業者の中長期戦略策定の重要参考となる。

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