英Pivot Power(EDFグループ傘下)は英国全土で大型BESS拠点ネットワークを構築している。Sonnedixとの連携による国内40拠点超の展開で、英国BESS市場のリーダー地位を確立する重要動向。
英国BESS市場は世界有数の先進市場で、容量市場(Capacity Market)・周波数応答市場(Dynamic Containment等)・卸電力市場のマルチユース運用が確立している。風力発電比率の高さから蓄電池の需要が大きく、Pivot Power・Habitat Energy・Gridserve・Zenobeなどの有力事業者が活躍している。
Pivot Powerの戦略は、(1)変電所隣接立地による系統接続コスト削減、(2)40拠点超の地理的分散ポートフォリオ、(3)EV充電網との統合運用、(4)EDFグループの資金力・運用ノウハウ活用、などの組み合わせ。日本のみずほリースの英国BESS事業出資は、こうした英国先進事例への参画機会として重要な意義を持つ。日本BESS市場の成熟化に伴い、英国の制度・運用モデルとの類似性が増す可能性があり、英国の先進ノウハウの吸収は日本企業の競争力向上に直結する。
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