デジタルグリッド株式会社は東京大学発のエネルギーテック企業として2025年4月に東証グロース上場した。2030年に100万kW(1GW)の蓄電所アセットマネジメントを目標に掲げる成長戦略を打ち出し、新興BESS関連企業の代表格として業界の注目を集めている。
デジタルグリッドは2017年設立の東大発スタートアップで、当初は再生可能エネルギーの仲介プラットフォーム事業(電力直接取引マッチング)から事業を始めた。近年は系統用蓄電所のアセットマネジメント事業に注力を強化し、デジタルグリッドアセットマネジメント株式会社をグループ企業として展開。テスホールディングスなど有力EPC事業者から複数の蓄電所案件を受注している。
2030年100万kW目標は、特別高圧・高圧クラスを含む大規模なBESSポートフォリオ構築計画。東証グロース上場による資金調達基盤の確立、東大発スタートアップとしての技術力、業界での信頼性確立など、達成のための事業条件は整いつつある。日本蓄電池の80箇所稼働、しろくま電力200拠点、東京ガス2GW構想と並ぶ業界の意欲的な事業構想として、その達成プロセスが業界の中長期動向を占う重要指標となる。
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