EV使用済電池のリユース(二次利用)市場が成長中。住友商事『EVバッテリー・ステーション千歳』が国内先行事例として、循環型蓄電池モデルの可能性を示している重要動向。
EVの車載バッテリーは、容量が新品時の70-80%程度に低下すると車両用としては交換時期となるが、系統用・産業用の蓄電池としてはまだ十分な性能を持つ。これら使用済EV電池を回収・再評価・再構成して系統用蓄電池として再利用する事業モデルは、(1)資源循環、(2)低コスト蓄電池供給、(3)EV廃車時のリサイクル価値向上、などの多面的なメリット。
海外ではB2U Storage Solutions(旧Smartville)など専業事業者も登場している。日本では住友商事の千歳案件が代表的な先行事例。EV普及の進展に伴い、2030年以降に大量の使用済EV電池が市場に流入する見通しで、リユース市場の規模拡大が予想されている。経済産業省・自動車メーカー・蓄電池メーカー・EV所有者間の連携によるリユースサプライチェーン構築が業界の重要課題で、日本のリユース事業モデルが世界の参考事例となる可能性も大きい。
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