世界BESS(バッテリーエネルギーストレージシステム)市場は2025年の138.7億ドルから2030年には358.2億ドル規模に拡大する見通し。CAGR(年平均成長率)20.9%の高成長予測が業界の中長期投資判断を支える重要な定量分析。
本予測は複数の市場調査機関が独自に算出しており、機関ごとに細かな数字は異なるものの、20%超のCAGRという成長スピードについては概ね一致した見立てとなっている。Wood Mackenzieの予測では、2034年までに世界の電池蓄電が風力に次ぐ第2位の電源源となる見込みも示されている。
世界市場の急成長を支える要因は、(1)再エネ電源(太陽光・風力)の急拡大とその出力変動対応ニーズ、(2)蓄電池のシステム価格が前年比2割減と継続的低下、(3)各国政府の脱炭素政策と補助金支援、(4)電力市場制度の整備(容量市場・需給調整市場の本格運用)、(5)EV普及による電池産業全体の規模拡大効果など、構造的・持続的な複数要因。日本市場も2030年14.1〜23.8GWh導入見通しと整合的で、世界市場成長の主要構成国の一つとして位置付けられる。
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