東北電力株式会社は系統用蓄電池整備のビジョンを公表した。東北エリアの再エネ(風力・太陽光)大量導入を支える系統運用基盤としてBESSを位置付け、自社・グループでのBESSポートフォリオ構築を本格化する戦略的方向性。
東北電力管内(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟)は、風力発電のポテンシャルが日本国内で最大の地域。陸上・洋上ともに大規模風力発電の集積が進み、その出力変動を吸収する蓄電池ニーズが極めて高い。
東北電力グループの蓄電池ビジョンには、(1)再エネ電源への併設BESS、(2)送配電網への独立BESS整備、(3)需給調整市場・容量市場でのアグリゲーション機能、(4)系統用蓄電池事業への自社・グループ参画などが含まれる見通し。同地域には日本蓄電池福島県伊達郡川俣町、しろくま電力2024年度オークション5.3GWh案件の一部などの外部有力案件も多数あり、東北電力グループの本格展開と相まって、東北BESS市場の急速な拡大が見込まれる。
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