大阪ガス(Daigasグループ)の北海道千歳市50MWh規模の蓄電所案件は、同グループとしての3事業目に位置付けられる。本案件には5%出資で参画する形で、複数の出資パートナーと連携した共同事業として開発が進められる。
少数出資による事業参画は、複数案件への分散投資と、各案件の専門事業者主導の運営活用という二つのメリットがある。大阪ガスは関西を地盤としながら、本千歳25MW/50MWh案件のような北海道大型案件、姫路市の長期脱炭素電源オークション落札案件、自社の関西エリア案件と、地理的・スキーム的に多様化したBESSポートフォリオを構築している。
3事業目の出資参画は、同社のBESS事業の経験蓄積が一定段階に達したことを示す。各案件で異なるパートナー・スキーム・地域を経験することで、組織としての知見が幅広く蓄積される。今後はリードインベスターとしての100%出資案件と、少数出資による共同事業案件の両軸で展開する戦略が見込まれる。Daigasグループのような中堅エネルギー大手のBESS本格化は、JERA・東京ガス・関西電力など大手プレイヤーの動きと並び、日本BESS市場の主軸を形成しつつある。
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