東京ガス株式会社は系統用蓄電池事業への本格参入を発表し、2GW級の蓄電池ポートフォリオ構想を打ち出した。ガス大手の本格的なBESS転換として業界に大きなインパクトを与え、首都圏エネルギー業界の構造変化を象徴する重要動向。
2GW(2,000MW)規模は、特別高圧クラスの大型蓄電所100カ所相当の超大型ポートフォリオ。東京ガスは別途、北海道苫小牧市『苫小牧蓄電所』(2028年以降運開)の建設も発表しており、本構想の具体化が着実に進行中。しろくま電力(旧afterFIT)と連携した全国規模での蓄電所展開も継続中。
東京ガスはガス事業を主軸としつつ、発電・電力小売・脱炭素事業へと事業領域を広げてきたが、2GW級BESSポートフォリオ構想の発表は、同社のエネルギー事業全体における蓄電池の戦略的重要性を改めて明確にした。日本BESS市場の有力プレイヤーとして、東京ガスはJERA・関西電力・東京電力などと並ぶエネルギー大手の一角を蓄電池でも占める。日経ビジネスは『中国勢の電池価格競争が迫る』中での同社の意欲的構想として、業界の大きな注目記事として取り上げている。
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