ポート株式会社は『ポート群馬伊勢崎第一蓄電所』が2025年10月16日から需給調整市場での取引を開始したと発表した。本蓄電所は2025年6月10日に商業運転を開始した群馬県内3拠点の第1号で、商業運転開始から約4ヶ月での市場参入を実現。

蓄電所が商業運転開始から需給調整市場参入までに要する期間は通常3〜6ヶ月程度。アグリゲーターとの契約・OCCTOへの登録・市場参加システムとの接続テストなど、複数の手続きが必要となる。ポートは初期案件で約4ヶ月、後続の太田蓄電所で約半年、伊勢崎第二で同日と、市場参入リードタイムを段階的に圧縮する成功体験を積み上げた。

需給調整市場とJEPXのアービトラージ運用を組み合わせたマルチユース運用が立ち上がったことで、本第一蓄電所は本格的な収益化フェーズに入った。群馬県内3拠点の同時運用ポートフォリオが完成したことで、ポートの2025年度系統用蓄電所事業は初年度黒字化見通しを達成する基盤が整った形となる。住宅DX領域からBESS事業へ転換した上場企業の成功事例として、業界の注目モデルとなっている。

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