日本蓄電池株式会社は山口県周南市の系統用蓄電施設『NC周南市湯野蓄電所』が受電開始したと発表した。同社の中国電力管内における初期拠点として、全国展開の進捗を示す重要マイルストーンの一つ。

山口県周南市は瀬戸内沿岸の工業地帯で、産業電力需要が大きいエリア。中国電力管内は、長期脱炭素電源オークションの2024年度採択でも10件と最多となるなど、近年急速に注目される系統用蓄電池の有力立地。瀬戸内地域の太陽光発電の集中とも相まって、需給調整市場・出力制御回避の双方で蓄電所のニーズが高い。

『受電開始』は蓄電所建設プロセスの最終段階の一つで、商業運転開始の直前ステージ。蓄電池の充放電試験・系統との同期試験などを経て、商業運転に至る。日本蓄電池が愛知県春日井市の第1号に続き、福島県・静岡県・山口県と全国展開を加速していることが伺える。同社の80箇所稼働計画の達成に向けて、各地域での『初期1〜2拠点』を確立してから周辺エリアへ展開する効率的な展開モデルが見える。

※本ニュースは公開報道に基づき編集部が整備した速報です。詳細は出典URL・関連事業者の公式発表をご参照ください。