株式会社Sassorは、JEPX(日本卸電力取引所)スポット市場価格が下限0.01円/kWhになる時間帯を予測する機械学習モデルを開発したと発表した。系統用蓄電池が再エネ余剰時間帯に最も安価な価格で充電できるタイミングを正確に予測する、運用効率向上のための重要技術。
JEPXスポット市場では、太陽光発電出力が大きい昼間時間帯(特に春・秋の晴天時)に売り注文が殺到し、価格が下限値の0.01円/kWhまで下落する『価格底値現象』が頻発する。蓄電池事業者にとっては、この時間帯にできるだけ多く充電して、夕方〜夜のピーク時間帯(高価格帯)に放電するのが収益最大化の基本戦略。
本予測モデルは、気象予測・他電源の運転計画・電力需要パターン・送電制約等の複合的データを統合的に処理して0.01円時間帯を予測。FIP制度下の再エネ電源と蓄電池併設の運用最適化、需給調整市場との連動、エネルギーマネジメントシステム(EMS)の高度化など、多面的に活用される。Sassorは別途『JEPX価格予測API』も提供しており、蓄電池運用ソフトウェア領域での専業ベンダーとしての地位を確立している。
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