Lehman Holdings株式会社は2025年11月1日、埼玉県内で系統用蓄電所(出力2MW・容量8MWh)の商業運転を開始し、同時にJEPX(日本卸電力取引所)での電力取引も開始したと発表した。JEPXのスポット市場・時間前市場を活用した運用モデル。
JEPXのスポット市場は前日に翌日30分ごとの卸電力取引を行う市場で、時間前市場は当日中に1時間前までの取引を可能にする市場。蓄電所事業者は安価な時間帯に充電・高価な時間帯に放電するアービトラージ運用を通じて収益を確保する。需給調整市場・容量市場と組み合わせたマルチユース運用の基盤となる。
2MW/8MWhは高圧接続級の中規模BESSで、長期脱炭素電源オークションに依存せず市場主導で収益化を図るモデル。市場参加実務には、JEPX会員登録、入札システム接続、運用人員配置などのオペレーション体制が必要で、本格的な市場参加事業者としての準備が整っていることを示す。Lehman Holdingsのような新興プレイヤーが市場参加を加速することで、JEPX・需給調整市場の流動性向上にも寄与する見通し。
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