株式会社ノーバル・ホールディングスは茨城県常総市で大型系統用蓄電所『ノーバルパワーC2』を完工し、2025年3月7日に系統連系を達成、同月末に商業運転を開始したと発表した。CATL製のリチウムイオン電池を採用しており、国内BESSにおけるCATLセル採用の代表事例として業界の注目を集める。

CATL(寧徳時代)は世界最大のリチウムイオン電池メーカーで、日本市場でも系統用蓄電池の電池セル供給シェアを急速に拡大中。本案件は中国大手メーカーのセルが日本の系統用蓄電池プロジェクトに本格採用された事例として、調達コスト・供給安定性・セル品質の観点で業界のベンチマークとなる。

茨城県常総市は東京電力管内で、首都圏電力需要地への近接性と系統枠の比較的余裕という二つの優位性を持つ立地。ノーバル・ホールディングスは太陽光発電を中心とする再エネ事業者で、本C2案件以前にC1案件も完成させており、ポートフォリオを着実に拡大中。中国メーカーセルの採用拡大は、日本のBESS事業のコスト競争力向上に寄与する一方、地政学リスク管理の観点では業界の議論を呼ぶ動向となっている。

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