中国の蓄電池大手CATL(寧徳時代)は、北京拠点の蓄電システム企業Beijing Hyperstrong Technologyから200GWh規模のエネルギーストレージシステム(ESS)用電池を受注した。単一受注として業界最大級の規模で、世界蓄電池市場の地殻変動を象徴する案件として注目される。

200GWhという規模は、日本の系統用蓄電池累積導入量(2024年末で約2GW≒数GWh)の100倍に匹敵する莫大な規模。中国国内のメガクラス蓄電所建設プロジェクトに供給されるとみられ、中国本土の系統用蓄電池市場の急成長を裏付ける。

CATLはEV用電池で世界トップシェアを持つが、近年は系統用ESS事業を急成長させており、トランプ政権下の米国市場アクセス制約や欧州での反発を受けて中国国内・アジア市場への注力を強めている。日本市場でも系統用蓄電池プロジェクトでCATLセルが採用される事例が増えており、本受注規模は日本市場における同社のさらなる存在感拡大を予感させる。日本の系統用蓄電池事業者にとっても、調達コスト構造に直接影響する重要な業界動向となる。

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