テスラジャパン合同会社は2022年、グローバルエンジニアリング株式会社と連携して北海道千歳市に日本初の蓄電池発電所『北海道・千歳バッテリーパワーパーク』を建設し、運用を開始したと発表していた。テスラのMegapackバッテリーシステムを採用し、日本における大型系統用BESSの先駆け事例として業界に大きなインパクトを与えた案件。
本案件は、長期脱炭素電源オークションや需給調整市場の本格運用が始まる以前から事業化された先進的プロジェクト。卸電力市場(JEPX)の価格差益を主収益とする運用モデルで、海外メーカー製の系統用蓄電池が日本で実商運開する初期事例となった。
2022年の運用開始以降、北海道における系統用蓄電池の整備は急速に進み、Helios 50MW BESS(2025年12月)、東京センチュリー×JFE北芽室JV、Daigasグループ千歳25MW、住友商事EVバッテリーステーション千歳、東京ガス苫小牧蓄電所など、千歳・苫小牧周辺だけでも複数の大型案件が並走する状況になった。本パワーパークが北海道BESSラッシュの起点となったとも評価できる。
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