東京センチュリー株式会社とJFEエンジニアリング株式会社は2025年3月17日、北海道電力ネットワーク北芽室変電所の隣地において特別高圧系統用蓄電池事業を共同で実施するため、合弁会社『J&TC北芽室エネルギーストレージ』を設立し出資・参画すると発表した。北海道十勝地方の主要変電所の隣接立地という、系統接続の物理的優位性を最大化した案件設計。
北海道は風力発電・太陽光発電の出力規模が大きく、出力制御が頻発する地域。特別高圧BESSは、再エネ余剰電力の吸収から需給調整市場・JEPXアービトラージまでマルチユース運用ができ、系統安定化と収益性の両立が期待される。変電所隣接立地は系統接続コストを大幅に削減できるうえ、接続検討フローの短縮にも寄与する。
東京センチュリーは別途自社単独で特別高圧4カ所101MWのBESS事業投資も決定しており、JV案件と単独案件の両軸でBESSポートフォリオを構築する戦略を明確にしている。JFEエンジニアリングは大規模インフラ建設・廃棄物発電などの実績豊富な総合エンジニアリング会社で、両社の組み合わせは資金力と建設力を兼ね備えた強力な座組み。北海道BESS市場の最有力プレイヤー候補として注目される。
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