経済産業省・資源エネルギー庁が運営する『再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金』の2025年度採択結果が公表された。採択総額は約363億円、件数は37件と過去最大規模を記録した。
地域別に見ると、中国電力エリアが10件採択で最多となり、これまで北海道・九州に集中していた採択動向に明確な変化が見られた。中国電力エリアは関西・中部の電力大口需要地に近接しつつ、再エネ電源と需給調整市場の親和性が高い地理的特徴を持ち、近年BESS立地として有望視されてきたエリア。
補助金の地域分散化は、特定地域の系統枠が逼迫する中で全国的な事業地分散を促す政策効果として読める。事業者は採択動向を踏まえた立地戦略の見直しを進めており、今後の系統枠取得競争にも影響する重要な政策シグナルとなる。
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